GW、特に出かける予定もなく、家でゴロゴロしていたのですが、散歩くらいは行こうか・・・という話になり、昨日近場をブラブラしてきました。
まず最初に行ったのは『
講談社 野間記念館』です。
横山大観展が行われており、改修工事が終わったばかりのきれいな館内をゆっくり見てまわりました。
本当は中村彝の絵を見たかったのですが、残念ながら展示されていませんでした。
ウッドデッキに椅子とテーブルが置かれており、庭を眺めながら一休みすることができます。
トチノキのお花がきれいに咲いていました。
次に『蕉雨園』と『
関口芭蕉庵』に行きました。
蕉雨園は明治時代の宮内大臣田中光顕伯により明治30年に建設されたものですが、普段は公開されていないようです。
映画やドラマのロケによく使われているそうです。
門の写真だけ撮りました。立派な門でした。
芭蕉庵の方は行った時間が遅くて閉園していました。残念。
芭蕉庵は松尾芭蕉が神田上水の改修工事の監督として34歳から3年間過ごした地だそうです。
松尾芭蕉って俳句だけで食べてる人じゃなかったんですね~。
工事の監督してたなんて・・・知らなかった。
蕉雨園の前に『
和敬塾』というちょっと趣のある学生寮があり、本当は関係者以外入ってはいけないのかもしれないのですが、入り込んでしまいました。
この中の
本館は旧細川公爵邸だそうです。
このあたりは細川家の跡地のようで、和敬塾のすぐそばにある『
永青文庫』は細川家の元家政所(事務所)だったそうで、今では細川家に伝来する歴史資料や美術品を展示する博物館になっています。
ただの家政所がこんなに立派な建物とは!
こちらも時間切れで見ることができず・・・
そのまま胸突坂という急な坂を下り、神田川沿いを少し歩くと
椿山荘の冠木門に着きます。
椿山荘のお庭を少し見て、ティールームでお茶を飲んで一休みしました。
椿山荘のすぐそば、神田川沿いにある新江戸川公園は細川越中守の下屋敷跡であり、椿山荘は言わずと知れた山縣有朋の旧邸です。
個人の家がこれほど広大な土地とは・・・今では考えられません。
野間記念館の少し手前、目白通り沿いに田中邸がありますが、こちらもかなり広いとは言え、比較になりません。
雨まじりの天気の中、歩きっぱなしで足が棒のようになってしまいましたが、始動時間が遅かったため見学できなかったところも多く、残念でした。
今度はもっと早い時間に行ってみたいと思っています。